2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧
本日は、持分比率が変動する増資について考えていきましょう。 変動といっても持分比率が増加するときと、減少するときの2パターンが考えられます。 本日は、増加する方の説明をします。 前提 前期末に子会社の株式を80%を4,800で取得した。発行済株式数は10…
本日もよろしくお願いします。 本日は、連結子会社が増資をした際の親会社の行うべき会計処理と連結修正仕訳を学んでいきましょう。 増資というのは、会社が新たに資金を調達するために株式を発行することを言います。 それでは、下記前提をもとに説明します…
本日は、時価評価差額についてです。 子会社を取得し、連結の範囲に取り込む際は子会社の資産負債を取得時の時価で時価評価し、その金額を持って連結財務諸表に取り込むこととされています。これを全面時価評価法と言います。 例えば、土地について簿価と時…
本日は、一部売却です。 一部売却とは、子会社株式の一部を売却するとことで昨日の追加取得とは、逆の行為ですね。 (追加取得とセットで覚えるといいです。) 早速仕訳について説明します。 前提 親会社は、100%子会社の株式の10%(1,000)を5,000で売却した。 …
本日は追加取得についてです。 追加取得というのは今、子会社株式の80%を保有していて子会社化しているような場合を想像してみてください。そのような場合に、当期末10%追加で株式を取得したというように子会社の株式を、また買うことを言います。(そのまま…
本日も連結財務諸表についてです。ある会社を子会社化するときや合併などの企業結合を行う際に必ずと言っていいほど登場するのれんというものについて説明します。 のれんとは、その企業の超過収益力の要因であると一般的に言われます。 つまりB/S上、計上さ…
本日もよろしくお願いします。 本日は、開始仕訳というものについて説明します。 おそらく連結財務諸表を初めて勉強するという方にとっては初めて聞く言葉だと思います。 ですが、理解すれば、難しい話ではありません。昨日までに登場してきた連結修正仕訳と…
本日は未実現利益の消去についてです。 例えば、親会社が商品1,000で仕入れたものに200円の利益を付加して子会社に販売したとします。 ここの仕訳は下記の通りです。 親会社 仕入1,000/買掛金1,000 売掛金1,200/売上1,200 子会社 仕入1,200/買掛金1,200 商品…
今日も引き続き連結財務諸表!! 昨日までで、投資と資本の相殺消去まで理解してくれたと思います。 ゆっくりですみませんが、今日は債権と債務の消去および取引高に関する連結修正仕訳です。 前提 親会社が子会社に対して、1,000売り上げました。対価は掛け…
おはようございます。 本日も引き続き連結財務諸表です。 昨日の続きからですが、昨日、各連結会社の個別財務諸表を合算して必要な調整を実施して連結財務諸表を作成すると説明しましたが、その必要な調整というのが本日のタイトルにもなっている連結修正仕…
今日から連結財務諸表についてです。 連結財務諸表とは?? 連結グループを一体とした財務諸表のことを言います。 初めて聞いた方をいると思いますが、会計上、会社単体の個別財務諸表と連結グループの連結財務諸表というように区別しています。 どうやって…
最近、もう蝉が鳴いてますね、夏が来たなという感じですね。 本日も書きます!!昨日の自己株式の取得に続き、自己株式の処分と消却です。 処分・・・自己株式を売却すること。 消却・・・自己株式を消滅させること。 仕訳は以下のように考えることができま…
本日は、自己株式についてです。(昨日は書けませんでした。すみません、、) 自己株式とは、株式を発行している会社が、自分の会社の株を保有している場合に、当該株式を自己株式と言います。 たまに、自己株買いを実施みたいなニュースを目にするかと思いま…
本日は、私の経験をもとに上記タイトルに沿って書いていきたいと思います。 監査法人や公認会計士が行なっている会計監査は、主に金融商品取引所に上場している会社を対象として会社法監査および金融商品取引法監査を行います。(金融商品取引所に上場してい…
本日は、一昨日に続き、保有目的区分の変更のお話です。 この前は、こういう理由で保有目的区分は行われるよということまで説明しました。 それでは、どのように処理されるのでしょうか。 それぞれのパターンについて見ていきましょう。 ①売買目的有価証券⇆…
本日は有価証券等の保有区分の変更について記載するつもりでしたが、少し簿記について重要なことを話したくなりましたので記載します。 私の思う簿記で重要なことは、イメージする力です。 いつ?どの場面?誰が行う?色んな要素を想像する必要があります。…