個別論点 自己株式 処分と消却
最近、もう蝉が鳴いてますね、夏が来たなという感じですね。
本日も書きます!!昨日の自己株式の取得に続き、自己株式の処分と消却です。
処分・・・自己株式を売却すること。
消却・・・自己株式を消滅させること。
仕訳は以下のように考えることができます。
処分
前提
A社は、自己株式を1,000を1,200で処分した。
仕訳
現金1,200/自己株式1,000
自己株式処分差益200
上記の自己株式処分差益は純資産の項目であるその他資本剰余金となります。
自己株式処分差損の場合は、その他資本剰余金から減額します。
これは、自己株式の対価として払い込まれた金額の方が大きければ、それも含めて会社に流入した資本と考えられるからです。差損の場合も、差益と同様に資本剰余金として取り扱うためその減額となるのです。
消却
前提
A社は、自己株式を1,000を消却した。
仕訳
その他資本剰余金1,000/自己株式1,000
自己株式の消滅であるため、資本項目であるため資本剰余金から減額すべきだからです。
本日は以上です。
明日もよろしくお願いします。