個別論点 自己株式
本日は、自己株式についてです。(昨日は書けませんでした。すみません、、)
自己株式とは、株式を発行している会社が、自分の会社の株を保有している場合に、当該株式を自己株式と言います。
たまに、自己株買いを実施みたいなニュースを目にするかと思います。あれです。
会計的には、自己株式の取得と言います。
それでは、簿記においてはどのように処理するのだろうか??
自己株式の考え方と処理方法
本来であれば、株式会社は株式を発行してそれを投資家に買い取ってもらうことで、企業には資金が流入します。そして買った投資家はその会社の株主となりますが、自己株式を取得するということは、株主から株式を買い取ることで会社内の資金を流出する取引であると考えられます。そのため、会社の財産の払い戻しの性格を有すると考えます。
したがって、会計上自己株式の取得をした際には、貸借対照表の純資産の区分で資本金のマイナス項目として計上します。
それでは、仕訳について見ていきましょう!!
前提
A社は、自己株式を10,000取得した。仕訳を答えなさい。
仕訳
借方 自己株式10,000/貸方 現金10,000
となります。
これで、これからニュースで自己株買いというワードを耳にした際には仕訳はこうなるんよな
みたいに頭でイメージできるかと思います。そうなると現実社会と簿記がリンクして
より学びが楽しくなります。
本日は以上です。
明日もよろしくお願いします。