仕訳イメージ 株式関連①(概要)
本日からは、株式関連について記載します。
株式とは?
株式と一口に言っても、会計上いくつかの種類に分かれます。
売買目的有価証券、満期保有目的債権、その他有価証券、子会社株式、関連会社株式とあります。
簡単に説明します。
売買目的有価証券・・・短期的に売買を行い利益を得る目的で保有する株式のことです。
満期保有目的債権・・・満期まで保有する意図を持って、保有する社債やその他の債権のことで、株式ではないですが、似た性質のものとして一緒に紹介します。
その他有価証券・・・短期的には売買は行わず、他の会社との関係強化のためなど長期的に保有することを目的として取得する株式のこと。
子会社株式・・・文字通り、他の会社の株式を50%超または他の会社の意思決定機関を支配していると実質的に判断される場合に他の会社の株式を子会社株式として区分します。その場合、保有している会社は親会社、他の会社は子会社となります。
関連会社株式・・・支配しているまでは認められないが、他の会社に影響力を及ぼす目的で保有する株式。一般的に関連会社株式として判断されるのは他の会社の株式を20%以上保有している場合です。そのほか20%未満であっても実質的に影響力を及ぼしていると判断ができる場合は、関連会社株式に当たります。
本日は、言葉の説明だけとなりましたが、明日以降、上記株式関連について
取得した際の仕訳や、売却した場合はどうなるのか。と言った具合に数回に分けて紹介します。
明日もよろしくお願いします。