仕訳イメージ②商品仕入
商品仕入について
こんばんは、本日も早速仕訳について勉強していきましょう。
タイトル通り商品の仕入についてです。
前提:A社は商品1,000円をB社から仕入れた。対価は掛けとした。
この場合、A社の仕訳はどうなりますか。
仕訳
仕入1,000/買掛金1,000
となります。
こちらも先日の仕訳パターン同様考えることができます。
思考
仕入:費用のプラスなので借方へ
買掛金:負債のプラスなので貸方へ
本来、商品を仕入れただけでは費用とはなりませんが、実務上は、物を仕入れた場合、すぐに出荷することも多く、仕入時に、あえて商品という勘定科目を使うことは少ないと考えられます。(実務では三分法と呼ばれる方法が主流)最終的に、月末や期末に残っている仕入残高を商品として資産計上することになります。
例えば、上記の仕入れた商品1,000円のうち500円について800円でC社に販売したとします。
こちらは先日の仕訳の通りです。そして仕入が500減少することとなります。この減少した500は売上原価という勘定科目に振り替えられます。
その算定方法としては、期末商品を把握することから始まります。式としては、
売上原価=期首繰越商品(あれば)+当期仕入-期末繰越商品
となります。
そして、残った仕入500は、下記のような仕訳が行われます。
仕訳(月末時や期末の決算整理仕訳として行われる)
期末繰越商品500/仕入500
となります。
本日もありがとうございます。
明日もよろしくおねがいします!!